海外

中国で1週間仕事してきたので赤裸々にレポートする。その③ ~ゲロは恥だが役に立つ~

どうもです。すじ肉です。
3月の終わりってめっちゃ仕事忙しくなりますよね・・・。

そんなわけで第③回です。以前の記事はこちら。

www.metal-and-bike.com

初日からいきなり歓迎会を受けることになった我々一同だが、果たして?

豪華なホテルで歓迎会

タクシーで着いた会場はめっちゃ豪華なホテル。
ホテルの中に昔の中国の町並みを模した場所があって、その一角で行いました。
ホテルの中に街があるってやばくない??

部屋の中に入ると、想像してたとおりの円卓で
中央にぐるぐる回るテーブルが有るあれ。
イメージ通りの中国式だ!

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席の並び順は指定されていて、日本人→中国人(通訳)→中国人→日本人みたいな感じ。
全部で15人ぐらいだったかな?

飲み物は青島ビールとお茶、そんでもって恐怖の白酒(バイチュー)
バイチューはコップ一杯ぐらいの容器とショットグラスの組み合わせ。
よかった・・・バイチューがワイングラスとかで来たらどうしようかと思ってた。

このバイチューは以前日本で飲んだとき、強烈すぎる度数と喉を焼くような感覚が衝撃的すぎて”とにかくヤベぇ”というイメージだった。

とにかく強烈なので、中国人でも苦手な人は多くいるらしい。
グーグルで検索すると、「セメダインみたいな匂いがする」「日本人には受け入れられない」という辛辣な意見もチラホラ。

ちなみに高級なバイチューは一本3万以上するものも。
興味がある人は買ってみてはいかがだろうか?

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貴州茅台酒(きしゅうまおたいしゅ) 500mlで27000円。

お酒を注いでもらって料理が来たら乾杯の音頭。
各自ビールやバイチューやお茶などの飲み物を持って乾杯の準備。

みんな「カンペー!」
俺「カンペー!(カンペー?)」
ゴクゴクゴクッ!ドン!

俺「ゴク・・・ゴク・・・(あ、みんなグラス空けてる)・・・ゴク・・・ゴク・・・」ドン!

そう、日本のカンパイと違い、中国のカンペーはグラスを空にしなければならないのだ!

なるほど、そういう感じね。(あ、空にしたから注がれてる・・・)
俺「シェイシェイ。(ありがとう)」
隣「いえいえ、カンペぇッ!

(!?)

ゴクゴクッ!ドン!

(なにィ~~~ッ!)

俺「ゴク・・・ゴク・・・・・・・・・・ゴク」ドン!
このとき、すべてを理解。まともに付き合うとヤバイ!

なので、自分で飲むときはひたすらお茶。
あと途中から追加されたカボチャジュースでひたすらアルコールを中和しようと試みる。

料理の方はというと、メチャクチャ美味い。
俺の中では中華料理=チャーハンと麻婆豆腐と餃子っていうイメージだったけど、そのどれも出なかった。

どちらかというと、炒めものが多いイメージ。
ウリっぽいやつとか、レンコン・じゃがいも・カリフラワーを炒めた感じだったかな?
中国のカリフラワーは日本のやつとは違う見た目で、ジョジョ5部のチョコラータの髪型っぽい見た目をしている。俺はこっちのほうが好き。

あとは豚の角煮・エビの炒めもの(エビチリっぽい)・魚の煮付け・北京ダック・その他多数!

とにかくいっぱい出てきて全部食えなかった!

で、途中からバイチューを飲み始めたんだが、意外とイケる。
つーかうまい。

なんだろう。単体で飲むとヤバイんだけど、中華料理と一緒に飲むとすごく合う!!
度数の高さと喉に来る刺激が爽快感となってスッキリするというか、口内がリセットされるというか。そのおかげで食事もスゴイ進む!

ただ、度数が高いのでメッチャ酔います。

そんなこんなでバイチュー飲んでたら
「あ、すじ肉さん白い酒いけるの?シロイサケ!」

って感じでバイチュー飲める人だと思われたようで・・・

「すじにく=サン、カンペエ!」ドン!
「すじにく=サン、カンペエ!」ドン!

みたいな感じでラッシュを受ける羽目に。
終いには相手がお茶で俺がバイチューという組み合わせでカンペーをしたりしてた。

まあそんな飲んでたら持つはずもなく。
トイレ行って「オ”エエーーー」ですね。

で、戻ったら食って飲んでの繰り返し。なんか「大学生飲み」みたいな感じになってきた・・・。

そして、終わる頃には3回ゲロを吐いてました。

ふう、意識も保ったし「無事に」終わったぞ!!
(当然二次会はなく、すぐに帰りました。)

中国式の飲み会まとめ

1.飲む量がやばい。

7年間禁酒してた人が飲まざるを得なかったぐらいにはやばい。でも、頑なに拒否すれば飲まずに帰ることもできると思う。
こっちがうまそうに飲んでると、しこたま飲まされますw

2.人数が重要。

とりあえず全員と一回はカンペーするので、人数が増えればその分飲む量は増える!
席が遠いとか全く関係なく、遠距離からカンペーしてくるので注意だ!
客人が少ないと、その分カンペーラッシュが続くので翌日の体調は大変なことになる。

3.ゲロは恥だが役に立つ。

もうこれ。これしかない。
アルコールが吸収される前に吐き出そう。
幸い俺はスムーズに吐けるタイプなので問題なかったけど、吐いたらもっと気持ち悪くなるって人も居たので・・・そういう人は辛そうだった(´・c_・`)
おかげで翌日の二日酔いはなく意外なほどスッキリと起きれました!

4.現地の中華料理は美味い!

マジでうまかった!
日本の中華料理屋(バーミ◯ンとか)が出す中華料理とはまた違った感じで、新鮮だった。あと、バイチューが普通にうまかった。
これを書いてる今でも、中華料理とバイチューの組み合わせを思い出すとよだれが出そうになります(笑)

中国料理の種類を調べてみた

書いてる途中で思ったんだけど、上記にもある通りイメージ通りの中華料理が出なかったので調べてみました。

上のリンクは大変参考になったのだけど、中国にも日本と同じく地方料理というものがあるらしい。中華料理はよく耳にする四川料理のイメージが強かったんだけど、それは中国料理のほんの一部だったわけですね。

ちなみに中国料理を日本向けにアレンジしたものが中華料理というらしい。
な、なるほど・・・。中国人通訳に中華料理と言ってうまく伝わらなかったのもそのせいか。

今回ぼくが頂いた食事はメニューの感じからして、北京料理だったようです。
北京ダックあったしね。

やべえ、北京料理以外の中国料理も食べたくなってきた!!!ヨダレずび!!!

はい、そんなわけで歓迎会が終わりました。
飯も酒もうまいし、気を使ってお酌とかしなくて良いし、ノリの良い中国人ばっかりで楽しかったです!!

次の記事からはその他の夕食風景について書こうと思います。

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POSTED COMMENT

  1. zankin12yen より:

    中国の方々は遺伝的に下戸がいない民族なんですかね(恐怖)
    私は酒が飲めないので、仕事で中国へ異動命令が出たら速攻で断りますわ……

  2. sujiniku5150 より:

    ふんきちさん
    下戸はいるんですが、自分が下戸なのにもかかわらず飲ませてくるのでタチが悪いですw
    出張なら良いけど異動はきついですね・・・交通が怖すぎますし・・・

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